2008年1月25日金曜日

今、世界に必要なのは…

ゲイツ氏、ダボス会議で「創造的資本主義」提唱


今、世界に必要なのは新しい枠組みである。少なくとも、利下げによる景気減速策では、新たなバブルの創出という一時的な処方箋でしかないのだ。

しかし、世界的なパラダイムシフトには多大な時間を要する。

思い返せば、20世紀は資本主義と社会主義の対立であった。

しかし、資本主義も所詮20世紀の産物。新たな時代には綻びも出てくるのは必然なのだ。

そこで、貧困層にも生活水準がキャッチアップできるような制度が必要だとゲイツは主張しているのだ。
だが、資本主義の既得権益者はなかなかそれを受け入れまい。

しかも日本においては国の運営自体が危機に陥っている。
世界的に話し合わなければならない議論が山積みなのに、未だに内向きな視点で不毛な議論を国会で展開しているからだ。

これでは外国人どころか日本人にまで見放されてしまう。

正直、ゲイツの主張する「クリエイティブ・キャピタリズム」が真に良い物なのかが判断できる水準にない。だから、あえて、その話が是か非かということには触れない。
でも、そういった制度や組織のイノベーションが必要な時期にさしかかっているのは自分でも感じるところだ。

ダボス会議での収穫が実り多いものになるように願わんばかりである。

0 件のコメント:

ページビューの合計