2009年1月6日火曜日

人々の嗜好と国のステージ

日本が世界第二位の経済大国として成り立っているという教育の元で育った我々。

いわゆる高度経済成長期と呼ばれる時代を経験していないし、バブルの頃の時代も経験していない。

そして、100年に一度の金融危機を経験しているわけだ。
これはある種、今後の人生において、これ以下の時代を経験することは稀だということのインプリケーションなのではないかと思う。
見方によってはこれはかなり幸せなことだ。まあ、これより下振れするリスクがゼロではないけども。

サブプライム破綻から証券化のスキームや格付けの正当性が疑われている。
所詮、金融工学は机上の空論だったのだろうか。そもそもの前提条件に間違いがあったのだろうか。

それは、検証してみないとわからないだろう。
個人的には、過剰なレバレッジと流動性に起因していると思っているので、前述の問題提起は否定したいと思っている。
少し、考えてみたいと思う。

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