2009年12月29日火曜日

情報源の世代間ギャップについて



出所:Survey ML Reference Room

世代間によって、情報のソースが異なることは実感値としてすでに当たり前のことではあるが、実際にそれを数値化、可視化しているものがあった。

2000~2009年はネット爆発のdecadeとの呼び声が高いが、このグラフを見ても、それが見て取れる。

つまり、我々世代から、既存のパラダイムの転換が図られているのだ。
(20代世代から、新聞ソースよりも、ネットソースのほうが高い)

たしかに、最近、新聞の情報も、けっこう知っていることが多いということは、うすうす感じてはいたけれど、これはもうとめどなく続くだろうし、リテラシーの有無で多少の違いはあれど、もはや鮮度では紙媒体は勝つことはできないことを意味している。



出所:総務省


では、これを人口統計と照らし合わせて考える必要があるだろう。

上記のグラフは、人口統計推移と、これからの予測である。



出所:http://f.hatena.ne.jp/popoya/20090112000428

これら2つをあわせて考えてみると、テクノロジーの進化により、Next Decadeにおいて、更なるウェブの拡大はあるが、現在の20大が所得をメディアン近辺に達するまで約20年かかるわけだ。

個人的な推測ではあるが、収入概念のパラダイム(まだ年功序列)も、Next Decadeにおいて、変化するような気がする。

これこそ、現在の富裕層世帯の減少(時間的な意味)と贈与・相続に関する制度政策次第でいかようにもなるだろう。

話が飛躍したが、こういった情報で色々と考えて行動しないと、危ないかもしれない。

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