2010年1月26日火曜日

かずさアカデミアパークの悲しい現実

アカデミアパーク 再生法申請 負債総額57億円

ソース:東京新聞


1991年のアカデミアパーク建設時には、木更津の発展などに大いに期待が寄せられたものだ。
僕はまだ、当時小学生だったので、なんとなくでしか、記憶していない。

その後も、アカデミアパークが大きく花を咲かせることはなかった。

ニュースを読むと、創業以来赤字続きであったという。
完全に失われた10年の負の遺産となっていたようだ。

東京湾アクアラインができ、インフラとしては素晴らしく思われたのだが、東京から木更津までのインフラのその後は整備ができていなかった。

今でこそ、ほたる野付近の目覚しい発展(田舎型)により、近くまでは行くことができるが、そこから、さらに移動しなくてはならないので、不便である。

まして、企業誘致なども完全におざなりとなり、そもそも誘致などしていたのかと思えるくらいだ。

木更津は市役所の観光部門が頑張っているため、ドラマなどの撮影に使用され、知名度は高いのだが、本質的に市を経営していくぶんには、なんとも中途半端としか、言いようがない。

それが、今回のアカデミアパークの負債申請につながったような気がする。

現在の木更津市は、少しずつ人口が増加しており、ほたる野のロックタウンに続き、金田に三井系のアウトレット建設計画、潮見にイオンのショッピングモール建設と諸々が続く。

この企業誘致により、人口増と税収増の正のスパイラルが働いてくれることを願うばかりだが、
駅前の廃れ具合は、いったいどうなってしまうのだろうか。

すでに郊外発展型の街になったので、上記の建設後、駅までバス送迎ができるのかどうかが、命運を分けるような気がする。

どちらにしても、ある程度の年数で、ブレイクイーブンを迎えるような計画を立てなければいけないだろうなぁ。
頑張って欲しいもんだ。

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