2012年2月12日日曜日

ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていることを読了

ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること

「クラウド化する世界」で知られるニコラス・G・カーの著書。
少し前にクーリエでこの本は絶賛されていたように記憶していて、
機会があれば読みたいと思っていた。

タイトルに思うところもあったし。

まあ、即時情報時代の現代で訳本のネタは鮮度が低いが、本書のメインテーマはGoogle化した世界であるということは注釈が必要。

概要
「グーグル化」でヒトはバカになる。グーグルで知らないことを検索し、ツイッターで日常をつぶやき、iPadで本を買って読む。さまざまなインターネットメディアを当たり前のように使う日常のなかで、実は私たちの脳は少しずつ変化しているのだ。『クラウド化する世界』の著者がメディア論から神経科学までを使って暴きだす、まだ誰も知らない驚きの真実。

構成としては、最初に問題提起をし、テクノロジーの進歩をなぞっていく。後半部分はWWWでリンクをたどっていくことが脳にどのように影響を与えるかを述べている。

正確には「ネットバカ」というタイトルで想起される内容とは異なるかもしれないが、インターネットに接続することによってどうなるかということも書いてあるので、あながち間違いではない。


■目次
プロローグ―番犬と泥棒
HALとわたし
生命の水路
精神の道具
深まるページ
最も一般的な性質を持つメディア
本そのもののイメージ
ジャグラーの脳
グーグルという教会
サーチ、メモリー〔ほか〕

インターネット業界だけでなく、ユーザーとしても、本書は示唆に富む内容なので、一読を勧めたい。
スマフォによって、さらにネットに繋がりやすくなってしまっている現在は、この警鐘がより当てはまるのではないだろうか。

テクノロジーは巧みに使いたいが、飲み込まれないようにしないと。
締めの部分で、”我々の脳が人工知能となってしまうのである”という一文はどこか恐ろしい限りであるなぁ。


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