2012年4月23日月曜日

メタ認知と会話とクラスタ

今週もはじまりました。
さっそく、初日から雨ですが、今週も過ぎるとGWなので、頑張りましょうね。

週末に法事があったので、実家に帰省していたのですが、ふと気づいたことがあります。

法事となると、いわゆる「親戚」の人たちが集まるわけです。
僕も例外ではありませんでした。

ただ、「親戚」という括りで法事などの冠婚葬祭に来る場合、よほど近い親族でない限り、年齢は高い人々が足を運んでくるわけです。

うちがお世話になっている寺の住職が、だんだん信仰が薄れていく的な愚痴を法要の後に話していました。

というわけで、70,80歳くらいの方々とコミュニケーションをするわけですねぇ。

わりと、僕は幅広い世代とコミュニケーションできるとは思うのですが、こういった世代の方々と会話をする際の引き出しが全くないことに気が付きました。

まあ、いわゆるご挨拶的なお話と、故人の話を一通りすると、もう弾がないわけです。
Reloadしたくてもできんと。

そうすると、自然とジェネレーションクラスタが形成され始めるわけですね。
僕も合いの手を入れながら、高齢クラスタにしばらく参加してみたのですが、話題についていけない。

なぜなら、ネタが完全にローカルトーク。
「誰々さんが何々とかあそこがどうなったとか…」

そういう話題ばかりなんですね。

普段、ジェネレーションギャップのある相手に対して、どのような戦略をとるか考えてたら、だいたいは時事ネタだったり、同じ業界とかだとそういった旬のネタを話題にするんだよなぁと思いを巡らせながら。

あまり知らない人に対して、メタな部分で共有できていないことが多い前提で接しているので、普段は気にならないのですが、高齢の方はそういう前提ではないんですね。しかも、見知った相手もいるもんだから、そっちに合わせて会話が進んでいく。
これはなかなか難しいもんです。

そういうところから、コミュニティ形成の話に思いが至ったのだけど、密なクラスタに新たにノードを張るという行為は実はなかなか参入障壁が高いのではないかな。
そのコミュニティが前提としている暗黙知がたくさんあるので、どちらかもしくは双方の協力がない限りはうまくそのノードはクラスタの仲間入りができない。。。

 まあ、そんなわけで、違う世代とコミュニケーションとると、メタな部分で共有のできる「ライフイベント」の話になんとかなるわけで、やれ結婚やら出産やら車やら家やらというネタに終始するわけ。


なんか、マーケティング視点としても大事な視点なような気もしたので、備忘録程度にメモをしておこうと筆をとった次第。(正確にはタイプした)


ん、おわり

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