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2013年3月22日金曜日

サッカー批評61を読了した!

サッカー批評(61) (双葉社スーパームック)

今回も非常に濃い内容の特集テーマのオンパレードで良かった。
サポーター論として、色々な切り口で語っているのはよい。
これは年明けからけっこう論議されてるし、答えは出ないと思ってるから帰納的に様々な角度から特集を組むことで意見を醸成していけばいいと思う。

それよりも他の特集がすばらしい。
まず、ジェフの記載が多いこと!
J2なのに1Pさいてもらったり、田中順也の特集に紐づいて伊藤大介出てたり、サポ論の中でもコールリーダー出てるし。すばらしい。

また、木村元彦さんのJヴィレッジの件はすばらしい。
我那覇のルポはまだ見てないが、彼の取材に対する真摯な姿勢はすばらしい。ジャーナリズムはかくありなん。

また最近話題の体罰系の記事や、フィジカルトレーニングに関する特集記事なども興味深く拝見した。
ここまで真摯に取り組む雑誌だが、大衆受けはしないだろうが、僕のような変なマニアには響きまくるので、今後も買い続けたい。

■ 特集テーマ
[Jクラブ20年目の応援論]
独自の進化を遂げる日本の応援文化を検証する
サポーターは敵か味方か?

(目次)
■クラブ選手に聞く
サポーターの声援は選手に届いているか?
■槙野智章がサポーターに受け入れられるまで不思議な一体感を生むパフォーマンスの魔力◇島崎英純
■知られざるサポーターの生態
ちょっと不思議な行動録◇森雅史
■サポーターグループ全国マップ◇清義明
■[INTERVIEW サポーターに愛される選手たち1]
佐藤由紀彦(V・ファーレン長崎)時には罵声をプラスに変えて◇後藤勝
■[INTERVIEW サポーターに愛される選手たち2]
北嶋秀朗(ロアッソ熊本) サポーターと真剣に向き合う男◇土屋雅史
■[INTERVIEW サポーターに愛される選手たち3]
岡山一成(元コンサドーレ札幌) 封印された岡山劇場◇後藤勝
■激論!! 20年目のサポーター論
応援スタイル、“サポーター"の定義、Jサポの代表離れ… 6人の論客が徹底討論。
植田朝日×豊川亮太×五十嵐亘×亘崇詞×木崎伸也×中島大輔
■クラブとサポーターの幸福な関係◇板垣晴朗 下薗昌記 海江田哲朗
■[COLUMN]窮屈な応援タブーがサッカーをつまらなくする!?◇海江田哲朗
■実録! サポーターネット炎上史
サッカー界を揺るがしたソーシャルメディア事件簿◇清義明
■[サポーターの家計簿]
遠いアウェイ、かさむ遠征費…… J2サポはつらいよ彼らはなぜ応援し続けるのか?◇鈴木康浩
■サポーターはどこへ行くのか?
壮大な20年の叙事詩と未来形◇清義明
■世代を越えて受け継がれるもの Jリーグとサポーター◇いとうやまね
■J3構想の実態を探る
Jリーグに聞く3部リーグ制のアウトライン◇宇都宮徹壱
■[シリーズ第1回]
高校サッカーの光と闇 理不尽な指導はなぜなくならないのか?◇加部究
■“ドーハ組"大嶽直人が女子サッカーに残した財産 ◇河崎三行
■柏レイソル・田中順也 TJ 太陽王への道◇川本梅花
■Jヴィレッジの存在意義[第9回]◇木村元彦

2013年3月20日水曜日

ユーロ破綻 ーそしてドイツだけが残ったー を読了!

ユーロ破綻 そしてドイツだけが残った (日経プレミアシリーズ)

記憶に新しいギリシャ危機など、未だに混沌としているユーロ圏のことについて、前々から気になっていたので、割とネットで評判の良かった本書を手に取ってみた。

■目次
第1章 大恐慌の神話
第2章 危機は今回もアメリカから欧州へ
第3章 危機は周辺から始まる
第4章 インフレに群がるマネー
第5章 ギリシャ債務不履行の政治経済学
第6章 苦悩するリーダー国ドイツ
第7章 危機拡大の構造
第8章 ユーロ分裂のシナリオ

目次を見てもらえるとわかるが、まずは歴史を紐解いている。
大恐慌時代のことを振り返り、その相似のような形で現代の危機へと話は進んでいく。

ユーロのそもそもの問題点やECBと各国中銀とのジレンマ。
周辺国と中心国による二極化などの問題。そして、盟主国ドイツのことなどかなり詳細に書かれており、ユーロ危機の見通しについて大変興味深く学ぶことが出来た。

奇しくも最近、キプロスなどの話も出てきており、あまり他人事ではないので、この本はとても良かった。

ブログでキプロスの件について良記事を書いているものがあったので、同時に紹介しておく。


とにかく、経済的なネタを知りたいとかユーロの現状を知りたいと言った場合、本書は確実に通過した方がよいだろう。

2013年3月7日木曜日

イベントマーケティングカンファレンスに参加してきた

今日は知人の紹介もあり、イベントマーケティングカンファレンスなるイベントに参加してきた。
会場は六本木ヒルズのKLabさんのオフィス。
3ヶ月ぶりで新年初だったのも、少しテンションがあがる理由だった。

タイムテーブルはこんな感じだった。


・20:00-20:30  第1部 KDDI∞Labo第3期最優秀賞 記念講演  『tixeeが創るイベントの未来』
                      ★登壇者:松田晋之介 (LiveStyles株式会社 代表取締役CEO)
・20:30-21:30  第2部 パネルディスカッション『新時代のイベントマーケティング』
                      ★パネリスト:
                         中村伊知哉 (慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)
                         石川 篤 (株式会社ディスクガレージ 常務取締役)
                         両角 将太 (株式会社サムライインキュベート 広報・企画)
                         佐藤 史章 (トーマツベンチャーサポート 事業開発部)
                         松田晋之介 (LiveStyles株式会社 代表取締役CEO)
                      ★モデレーター:
        イケダハヤト (プロブロガー/ITジャーナリスト)



内容もさることながら、僕は登壇者の1人、イケダハヤトさんに興味があり、参加した訳だ。今ある種、時の人だし。

でも、実際のイベントの内容を受けて、そんなことよりも多くの気づきや発見を受けたことの方が大きかった。

このイベントはtixeeというイベントプラットフォームがメインになっているのだけど、これは面白い。
ATNDやeventbrightなどイベント管理ツールは多種多様だが、その中でもスマフォにフォーカスしていて面白い。
特にチケットの確認方法が、「もぎり」をイメージしたものであった。スワイプを活用した技術。これは面白い。受付のボトルネックを解消するすばらしい発想だと感じた。
また、そのようなチケットがログ化されてくることで、我々のようなビジネスの裾野がかなり広がる。そういう意味で、ファウンダーには挨拶をしておいた。
O2Oは効率が悪い。スマフォ起点のボトムアップ施策は活用余地は大きい。

また、2部のパネルで輝いていたのは慶応の中村先生とディスクガレージの石川さんだ。
中村先生は自分はオブザーバーだと自己紹介しておきながら、まとめのご意見はさすがの一言。特に今後の未来の話で、あえて過去のことからの経緯を話す辺り、相当な腕の持ち主だ。

「昔はテクノロジーやコンテンツが制すると予想されたが、今は全て違う。テクノロジーの先に人があり、コンテンツの先にも人がいる。結局人なんだ。」
これはずっしり響いた。

ディスクガレージさんは音楽業界のライブなどを多く手がけているそうで、その実情をシェアしてくれたことは参考になった。

twitterにも書いたが、とても唸ったのは
「氷室京介と一青窈のユーザープロフィールは一緒だけど、現場で見るとまるっきり違う人たち」
という発言は、我々のようにデータで語る人間は深く受け止める必要がある。
とてもよい示唆を得られた。

懇親会でも色々な人と交流できたし、イケダハヤトさんにもうちの会社の存在を認知してもらったので、一定の満足感を得ているw
よいイベントに招待してくれた友人にも感謝しつつ、イベントの内容まとめとする。

久々にセレンディピティ感のある満足度の高いイベントだった。
もっともっと視野を広く、アクティブに活動していこっと♪

2013年3月2日土曜日

ビエルサの狂気を読了した!

ビエルサの狂気―知られざる戦術マニアの素顔


現在、アスレティック・ビルバオの監督を務めるマルセロ・ビエルサに関する本を読了した。

岡田監督の後任候補として、ザック、バルベルデとともに原さんがピックアップしていたビエルサ。代表監督としてもアルゼンチンやチリで実績を残し、鳴り物入りで入ってきたアスレティックでも実績を残した彼の経歴に非常に興味を持っていた。

まず始めの言動から、彼のロコ(クレイジー)だと呼ばれる所以が垣間見える。

アスレティックは純血主義を貫く一風変わったチームであり、ビエルサ就任の経緯も、チリの続投が有力と見られた中で、ウルティア会長の代表選挙の公約として突如登場し、あれよあれよと就任したことは記憶に新しい。

その辺の理由なども本書には登場する。

彼のストイックなまでのプロフェッショナリズムを本書の中で目の当たりにし、数々の栄光と選手との軋轢、クラブとのいざこざなども詳細に記されていた。

彼のプロフェッショナリズムには大いに尊敬するが、彼の元でプレーするのは大変だ。
ハードワークだけならまだしも、ケガとの付き合いに関しても叱責を受けるという。
今シーズン、アスレティックがなぜ振るわないのか、なぜジョレンテは出て行ってしまったかなど、全ては本書を読むとわかるだろう。大変に内容がすばらしく、僕は目から鱗だった。
おすすめ。

個人的に非常に気になる箇所としては、ビエルサの仕事に対するどん欲性と、サポーターへの配慮の高さ、そして、選手に対するプロフェッショナリズムの強要だ。
エレーラ、ジョレンテ、パブロ・オルバイス、イラオラなどの話が出ている。
ローテーションしないっていうのは難しいよなぁ。成長とともにすり減るものもあるものだ。

■目次
“ロコ”の素顔
就任―完璧な始まり
開幕―失望から信頼へ
決戦―完全無欠・バルサ戦の真実
進撃―コパ決勝進出とユナイテッド撃破
支援―サポートする戦友
挑戦―「歓喜のち沈痛」のヨーロッパリーグ
未来―長い沈黙と強烈な怒りが示す本気度


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