2017年4月8日土曜日
「自分らしさ」はいらない くらしと仕事、成功のレッスンを読んだ
松浦さんのエッセイを久しぶりに読みたくなったので読了。
とても読みやすくてよかった。
元同僚として、色々と懐かしく思うことがある。
元暮らしの手帖編集長が入社するということで社内がざわざわしたり、実際に入社後に彼の話を聞く会があって、チャレンジしたい世界観を聞いたりもした。
松浦さんがしているエプロンは白ベースなのだが、どこか温和な素材感だった。
入社1ヶ月後くらいに、たまたま出ていた「正直」というエッセイを同僚に借りて、その感想文をGroupadにあげて本人にリアルレビューをしたら面白いんじゃないかと思ってやったこともある。あれはなかなか楽しかったし、けっこうスターもついた。
企画とビジネスのバランスとか常にアンテナをはる姿勢とかはとても勉強になった記憶もある。
ふとした時に手作りで餃子を作ってくれたこともある(皮も手作り)のだが、あれはとてもよかった。食事を作ってそれを食べながら話をすることはとてもいい経験だった。
今はお互い別の環境だけど、いつかどこかでまたお会いする機会もあるだろうし、自分もそういう機会を作りたいなーなんて思いながら本書を読了するなどした。
▪️目次とおさらい
Chapter1
ようこそ!「心で考える」へ ~頭で考えることの限界
・心には限界がないから、心で考えれば自分の枠を超えられる。より大きな夢や目標を現実にすることもできる。
・成功した人は、自分のなかの「心で考えるスイッチ」をオンにした人。
・自分のメモリをいったんゼロにしないと、新しい発見はできない。
・自分らしさを捨てることは難しいが、捨てた時の軽やかさはすばらしい。
心が解放され、伸びやかに心で考えられるようになる。
・正しい道を選びたいなら、意図的に「心で考え」て意思決定をすること。
・感受性と想像力と愛情。この三つがエンジンとなって、心は働く。
Chapter2
「心を働かす」のは、仕事のきほん
・成功した人は、つねにコンディションを整え、精一杯の努力をし、心を働かせ続けている。
・心の働かせ方を学ぶ最良の道は、人とのコミュニケーション。
・よく知っていることのなかに新しさを見つけ出せば、ヒットが生まれる。
・人は「心で考えてつくられたもの」に時間とお金を使う。
・最高のマーケティングとは、「自分に関係ないものはなにもない」という意識で日々を過ごすこと。
・自分らしさを捨てれば、時代とともに変化できる。
・その商品やサービスが、嬉しいもの、便利なもの、役立つものかどうかは、つくり手と届ける人の心によって決まる。
・頭で考えるスイッチを切り、心で考えるスイッチを入れれば、どんな環境にも一瞬で慣れることができる。
・心で考え、「最高と最悪の結末」を想定しておけば、失敗しても心が折れずにいられる。失敗が怖くなくなり、どんどんチャレンジできる。
Chapter3
「心をつかう」のは、くらしのきほん
・心で考えれば、暮らしの中に新しいやり方が見つかる。
便利になり、困りごとが消え、毎日が整っていく。
・固まってしまった心をいつも動かし、ストレッチをし、柔軟にしておく
・本当に心で学びたいなら「引き算」をすること。
常識、当たり前、今までのやり方をやめてみる
・心のつかい方を間違えると、押しつけがましくなる。
自分がはりきったぶん、相手にとってうれしくないものに
なる場合もあるので要注意
・「心をつかった贈り物」とは、モノをあげないこと
・返事は心で考えているかどうかのバロメーター。
「はい」の一言にすべてが表れる。
・身近にいる「心で考える人」とは、強烈な印象はなく、
自分の中にすっと入ってきて、いつまでも忘れられない人
・朝昼晩、三つの習慣を持ち、1日3回、ちょっと立ち止ま
る時間をつくる。
・心で考えるとは、大人が自分で「愛」を学ぶレッスン
Chapter4
「心」と「頭」のバランスの取り方
・心がつぶやく根拠のない「あれ?」が聞こえてきたら
どんなに順調でも立ち止まることだ
・うまくいかない時は、「はじめてのこと」に挑戦して自分をリセットする。完全に行き詰まる前にやるのがポイント。
・積極的な自己否定は三つのステップで
1:「もっといい自分」になれるよう、前向きに今の自分を
否定する
2:「新しい自分の理想のかたち」を思い描く
3:積極的にそこに近づく努力をする
・自分の意見を変えることは勇気がいるが、自分をアップデートする近道となる
・世の中はマルとバツだけではない。「三角がある」とわかれば楽になる。
・謝罪には頭と心の両方が必要。頭で考えた定型をベースに
心で考えた自分の言葉でも謝ること
・目的のその先に「人」がいれば、自然に心で考えられるようになる
・幸せを感じたいなら、この4つを目指す
1:役に立つこと
2:ほめられること
3:必要とされること
4:愛されること
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