2009年11月22日日曜日

Microsoft Bingの概要と方向性

マイクロソフト ディベロップメントの鈴木さんの講演。

知の構造化に重要な役割を占める検索エンジンの中の1つ「Bing」のプレゼンだった。
センター長より、テクニカルな講演を依頼されていたようだが、マイクロソフトのUSの人間にNGを出されたようで、聞く事ができなかったのは残念だった。

でも、英語のプレゼン資料を日本語で話すという事は、なかなか珍しかった。
英語でのプレゼンスキルも、大事だと感じる。

さて、内容だが、マイクロソフトの検索エンジンへの参入経緯や、その意気込みを教えてくれた。Yahooから技術責任者を引き抜いた時点で、全世界のマイクロソフトに検索技術に注力するとメッセージを発したということだ。

まるで、フットボールの世界の選手交代の際のたとえのようだが、非常に興味深い。

まだ、日本では正式にローンチしていないようだが、今後、ローンチした後、マーケティングも積極的に行うようだ。

今後も気になるところだろう。

Bingについては、Googleの独占状態をどの程度まで覆してくれるのか、大変興味深い。
別に、Googleが悪いとか、そういう意味ではない。

常に競争にさらされていなければ、技術はそこで停滞してしまうからだ。

1つ気になったのは、技術の人は、検索する単語のことを"クエリ"と呼んでいたことだ。
処理をすることをまず念頭においているのだ。

検索エンジンのアルゴリズムはベクトル概念であるようだが、ここから+αにするにはどのようなイノベーションが起こるのだろう。
UI的な改革が次だという道は見えたが、時間関数を少し進めなければ、解は求められそうにない。

2つの検索を併用していこう。

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