2009年11月22日日曜日

「Web集合知時代の『情報力』」

まずは、橋本さんの講演から。

橋本さんはデータセクション(株)にて、Web上での口コミ分析などを行い、企業のマーケティング調査のアウトソーシング・コンサルティングを行っているようだ。
特に、ネット動画の視聴率調査にはとりわけ興味がある。

さて、内容は、「知の構造化」にまつわることでした。

まずは、最後の結論から。

知識創造の主要なキーワードは2つ。
1、Diversity(多様性)
2、Communication(コミュニケーション)

これを結論づけるために、紹介された書籍は下記の通り。
全ては覚えられませんでした。

・知識の社会史 ピーターバーグ
・暗黙知の次元 マイケル・ポランニー
・フーコーの書籍
・「空気」の研究 山本七平
・クラウドソーシング ジェフ・ハウ
・「多様な意見はなぜ正しいのか」 スコットペイジ


情報化時代のナレッジツール7
1、うろおぼえ力
2、愛嬌力
3、弱い紐帯力
4、包容力
5、芋づる工作力
6、読み替え力
7、進歩を妨げない唯一の原理は"anything goes"である

すごくたくさんの発見や気付きをいただきました。

連絡先も公開されていたので、フィードバックをさせていただこう。
とりわけ、新たな発見は「知の統一理論の限界」にて話をしていただいた"原理"の統合不能性。突き詰めても、地理的に不都合が生じることはかなり多くあるということ。

これは、現状の視点では絶対に得られない、新たな客観ポイントだった。

プレゼンも非常にお上手で、時間がすぐに経ちました。

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