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2015年2月22日日曜日

ニコニコ哲学を読んだ

ニコニコ哲学-川上量生の胸のうち
cakesで連載されていたドワンゴの川上さんのインタビュー記事をまとめたもの。
色々と思うところがあり、川上さんの考えを知りたくて読んでみたら、けっこう面白かった。
歯に衣着せぬ物言いで軽妙に語っているのは、インタビュアーの功績でもあるだろう。
こういうタイプの人は自らは決して発信しないが、引き出す人がいれば、多くの情報量が溢れてくる。
プラットフォーマーとして、どのような哲学を持っているのかなど、興味深い内容が多かった。
万人にオススメではないが、興味があるならサクッと読めるし読んでみるといいだろう。

■目次
1 KADOKAWA・DWANGOはこうつくる
よくわからないからこそ、解きたいと思う。
国産の大きくて安心なプラットフォームには意味がある。
コンテンツを客寄せの道具にしない。

2 ニコニコ動画のつくり方
CTOとしての公約はインフラ改革と女子マネージャー。
とんでもなく悪いUIをつくる。
「しょうがないな」と思われるポジションをつくる。
エンジニアのサウザー化を防ぐ。
デザイン中心の会社になる。
原理的にどこまでできるかを考える。

3 ニコニコはこう動かす
思想は持たない。
ヘイトスピーチは中身ではなく、手法を取り締まる。
オープンになるほど多様性は減っていく。
クリエイターが奴隷のようになる場所に、ニコニコをしたくない。
インターネットには国境をつくったほうがいい。

4 バカにはバカと言い、計算ずくでバカをやる
世の中が批判しているものは、全部みんなが望んだもの。
バカだとわかって、バカを一生懸命にやるのが一番いい。
新プロジェクト、うまくいくのは勘違いしているバカな馬。
勝つために必要なのは勇気じゃなくて、計算です。
会社である以上、経済合理性で人を雇うべき。
新卒一括採用を否定するのは、バカである。

5 論理をとことん考える。
川上量生はオヤジキラーなのか。
「似ている問題」を論理的に考える。
文系は論理を手段にし、理系は論理で真理を探求する。
不幸な人間だけが夢を持つ。

6 1億年先を考える
経営者になるまで、僕ほど性格がいい人はいないと思っていた。
正義や使命感をビジネスの軸にしてはいけない。
システムと人間性の対立は、歴史の軸になってくる。
人類は滅びないほうがおかしい。

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