2019年12月28日土曜日

2019年を振り返り、翌年に備える

最近このブログも更新が滞って久しくなってしまった。
恒例の年末の振り返りは継続したいので、こちらに残しておきたい。

2019年は非常に充実していたように思う。
昨年の振り返りでは下記のような展望を書いていた。
来年は少しギアを落として、着実に徳と実績を積み上げていく年にしたいと思う。 というわけで、来年は今年蒔いた種を継続的に育てることや、新たに種まきをもう少しすること、今伸びている芽を引き続き伸ばし続けることを念頭に、コツコツをテーマにして励みたいものである。

出来過ぎだった読書量


これは私の今年の読書量の推移だ。
上半期は毎月10冊ペースで読書ができていた。今年を占めて71冊という終着点に落ち着きそうだが、ほぼほぼ前半の頑張りのおかげである。
これはなぜ達成できたのか?その要因は下記の2つの要因だ

要因1:iPadの購入

今年の1月にiPadを導入した。主に読書をメインにKindleアプリ用として購入した。また、手書きで色々とメモするためにApple Pencilも同時に購入した。第一世代なので、充電に端子接続を要するものだが、この設備投資は今回の結果に大きく貢献した。

要因2:読書習慣の定着化

そもそも、読書ができていなかったことを是正するためにツールを導入したのだが、それ以外にも習慣を課した。朝、出勤前にスタバに立ち寄り1hほど読書をしてから出勤する。
私はカフェで読書が捗る傾向を昔から持ち合わせており、それも含めて導入。大きな成果を出した。今年スタバアプリで貯めたスターにより7つのリワードをGetした(まだ使ってない)これが習慣の証だと思う。

やはり人間は習慣の塊である。しかし、後半はその勢いが落ちてしまった。その要因は色々とある。学会や出張などでこの習慣が乱れてしまったこともあるし、環境変化もある。これをいかにまた継続できるかが来年の鍵になるかもしれない。

今年読んだ中で一番よかったのは


内容もさることながら、会社の同僚と毎週読書会をして、いい議論もできたし、そのおかげでいいプロダクト作りができ始めている気がする。
エンジニアが最初読書会をやろうかと言っていたのを煽ってよかった。こういうサーバントリーダーシップを結構心がけているのだが、いろんな場面で奏功するので、引き続きやっていきたい。

今年レビューした書籍

- Pythonによるはじめての機械学習プログラミング
- わけがわかる機械学習

今年ご恵贈いただいた書籍


レビューした2冊に加えて上記4冊の計6冊でした。通常よりもちょっと多かった。

2019年はカレーの学びが大きかった

社内で始めた壁外調査活動というカレー開拓。これも今年継続的に続けられた。instagramはすでにカレー専門アカウントに成り下がっているのだが、そこを数えてみると今年のカレーの数は90食だった。自宅で作って食べたやつなども含めるともう少し増えるので、今年の食事の約1割をカレーが占めていることになる。これは驚愕だった。おかげで新宿近隣のカレー屋はかなり制覇できたと言っても過言ではない。最近いく店はカレーマニアがよくいく店だったりする。カレーブームも相俟って、いい感じになってきている。寿司も寿司で相変わらず開拓をしているのは間違いない。

いろいろイベントを手がけた

今年は本当にたくさんのイベントを開催した。
自分の中では学びのドッグフーディングと称して、学ぶとはいかなるものかを実践知の中から見出し、今の現職に通ずる知見を見出したかった。
簡単に振り返ることができるので、Connpassから集計してみる。

2019年1月
2019年2月
2019年3月
2019年4月
2019年5月
2019年6月
2019年7月
2019年9月
2019年10月
2019年12月

私が主催で開催したイベントは16件だった。月に換算しても1回以上の計算だ。色々なイベントで様々なことを学べたし、新たな出会いもあった。

対外発表

白金鉱業
Data Pipeline Casual Talk オープニングトーク(以降割愛)
Data Gateway Talk
Spoana
Subscription Meetup オープニングトーク(以降割愛)
みんなのPython勉強会

学会発表

今年は日本テスト学会で共著の論文
日本行動軽量学会でポスター発表の2本を行った。

外部活動

今年はしばらく技術顧問業をやっていたのだけど、それは前半で終了し、後半は別のムーブをした。秋に国会図書館の開催したコンペに出た。非常に良い刺激だった。
また10-11月には短期のコーチングをさせてもらえる機会もあった。コーチングにも非常に興味があって知識も入れていたので、実践の場を得られてよかった。この辺は機会があればまたチャレンジしていく予定。

役割の変化

仕事上ではチームのプロダクトのスクラム開発にデータサイエンティストとして、Firebaseを活用したプロダクト開発/検証方法の導入をしたり、自然言語処理を活用したデータ分析、ネットワーク分析などのPoCなどをしていた。
また上記学会の準備などでてんやわんやだった。
しかし、10月からいわゆるリーダーポジションになったこともあり、チームマネジメントや採用などにも関わり出した。
まるよしさんとPeople Analyticsをやっていたこともあり、それはそれで非常に興味深い経験だということで、0から同僚の木宮さんと共に、試行錯誤を模索し始めた。
2ヶ月ほどやったところ、ある程度流れが理解できた。一応結果も出始めているので、来年はもっと色々なことができるし、それに加えて新たにやらないといけないこともでき始めた。
そういう意味ではなかなかにコツコツとチャレンジができてきていたんじゃないだろうか。

すっかりと教育ドメインにも慣れ、今年は4つの学校を訪問することなどもした。また自社イベントでは多くの先生のファシリテーションなども行った。
今年の学びを糧に、さらにプロダクトを進化させている。その先のユーザーの意見を来年は聞いていきたいし取り入れていきたい。

また今年からtimesを始めた。これは相当癖になる。発言では社内でTop3に常に入っているが、私は学びのスループットを最大化したいので、当然のことだろう。
最近入社してきたインターネット色の強い同僚がその地位を脅かしてきている。来年も精進していきたい。

来年はどうするか

後半からチームマネジメントや採用もやっていることもあり、少しそのあたりのことを深めていこうと思う。People Analyticsも少しづつ着手してみている。
また、チームでいろんな学会にいくムーブメントを作ることができた。一人R&Dチームは来年からはチームで動けそうな気がしている。
個人的には新たな学会に来年はお邪魔しようと目論んでいる。また、着実に育ててきたトピックのお披露目と拡大も行う予定がある。
あとは執筆をまたやろうかなと思っている。わりと重たいかもしれないので、年をまたぐプロジェクトになるかもしれない。
本業の方は改革がややスピードを落としたが、いよいよXデーとなる年度に差し掛かる。
そこにどんな価値が提供できるのかにフォーカスしていきたい。
イベント系は今年より少し活動の数は落としていく予定です。参加は適当にすると思うので、よろしくお願いします。
来年の標語は時期を逸さずちゃんと時流に乗れるように準備する
という感じかな。


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