2008年3月17日月曜日

日常生活に支障をきたしそうな経済システムに憤慨してみる

1ドルが100円を割り、95~6円付近までに円高になっている。

当該通貨が強くなっていることに対してはうれしいのだが、ご存知の通り日本は外需依存の国であるために、この出来事は歓迎されていない。

株価も日経平均(もろに輸出産業ですよね)が12000円を割り込んだ。
いかに内需が期待されていないかということであるけれど、純粋に国内消費だけに特化したら適正水準はいくらなのか…もっと低いかもしれない。

そんなこんなで、アメリカの金融不安が世界に飛び火しているわけだけど、FRBは更なる利下げ検討中。
もしかするとさらに1パーセント下がるようだ。(もっとも0.5パーが織り込みの数字らしいが)

確実に次のバブルの波が来ている。

今回の資金のはけ口は、ご存知の通り、現物先物。

燃料だったり、原料だったり、資源だったりが大人気。
周知のごとく、一般庶民の生活に影響が出始めている。

正直なところ、これ以上の利下げは勘弁だが、はたして公的資金を注入すれば解決するのだろうか。
今日のWBSで榊原さんがどかっと入れればいい的なことを言っていたが、もはやマーケットに資金はじゃぶじゃぶだ。

銀行が救済されれば買いオペがなされるのかもしれないけど、世界的な信用不安がすぐに解消されるとは思えない。
ベイジアンではないけれど、これまでの歴史が織り込まれるマーケットってすごく難しい。

僕は勉強不足でその辺のモデルはよくわかっていないが、どうなんでしょうか。

とりあえず、現状では閉塞した生活になるから、はやいとこ資金の流入先を作るなり、公的資金を注入するなりしてほしいところだ。

庶民の生活を保護するためにマーケットの番人たる組織が機能不全じゃしゃれにならないだろ。

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