2013年4月13日土曜日

やまもといちろう×イケダハヤト対談イベント「果てなきブログ論争に意味はあるか」に参加してきた

ブログ界隈の世紀の一戦。やまもといちろう氏とイケダハヤト氏の対談(プロレス)イベントに行ってきた。色々と考えさせられることが多かったので綴っておきたい。

まずは、そもそもの経緯だが、今回火中の栗拾いをしてくれた徳力さんのブログにまとまっているので、そちらを参照されたい。
やまもといちろうさま、イケダハヤトさま、謹んでイベントの担当を承ります。でも、本当に参加してくれる人っているんですかね・・・?

かくいう私もtwitter上でこのやり取りについてはリアルタイムでウォッチしており、気にはなっていたのは事実。実際、リアルでやりましょうとなって野次馬根性丸出しでチケットを買ってみたという感じだ。
イケダハヤトさんには、最近お会いしたことがあるが、彼が当時サラリーマン時代に独立する際にtwitterでメンションを交わしたことがあったので、その後の活躍ぶりにも目を見張る物がある。

本日の内容だが、始まってすぐにNAVERまとめに書き起しがあがるなど、リアルタイム性は半端なかった。
【随時更新】やまもといちろう ×イケダハヤトの #ブログ論争 書き起こし

内容における詳細はかなり子細にまとめられているので、そちらを参照されたい。

で、結局どうだったの?

という点に尽きると思うのだが、僕は今回のイベントをかなり評価している。
まず、これは有料のイベントであった。観覧チケットは3,000円だ。決して安いイベントとは言えない。しかも華の金曜日に開催というスケジューリング。どんな物好きが集まってくるのか楽しみだった。

会場は講談社の講堂を使っていた。


こんな感じで盛況だった。
年齢層としては20代〜40代くらいがメインで、ボリューム層は30代半ばくらいかなといった印象だった。でも、けっこう色々な人たちがいて、それはそれで興味深かった。

今日の結論としては、イケダさんがプロサンドバックとして炎上ロールモデルを演じ続けるという内容だったのだが、ブログ関係の結論には特に言及しない。

それよりも、僕が感じた点としては、このイベントは会場に400名ほどが集結しただけでなく、Ustやニコ生でLive中継され、ハッシュタグはかなりのスピードで進んでいた。
久しくこの流度のタイムラインを眺めることはなかった。過去の孫社長と佐々木さんの対談の時のようなイメージだ。

ビジネスとして考えた時に、今回の形式ってまさにO2Oという形になると思う。
それで、こんだけ集客できて話題もバズってる。イベントとしては大成功だろう。
質問券は6,000円だったけど5問見事に売れてた。

この手のイベントはソーシャルメディアが流行った当初、いっぱい企画されていたが、コンテンツの熱量として、このようにトレンドに乗っかるくらいのエントロピーはなかったと言わざるを得ない。
ただ、物珍しいからという理由も大いにあって、今後、第2回、第3回と続くようであれば興ざめしてしまう人も多く出てしまうことだろう。

それでも、今回のイベントには今後のリアルイベントとネットでのコンテンツとユーザーの距離感といった意味で示唆に富む内容だったと感じる。

やまもとさんが、アクセス解析を気にして記事を書いていたり、誰に対して批判や反論をしているかを明確化しているのは最高に面白かった。
会でもあったが、ブロガーの総量は今後はあまり増えないだろうし、若い世代はブログなどやるのだろうかという懸念もある。
プラットフォーム論に思いを馳せるとキリがないので触れないが、興味深いテーマだろう。
とにかく、内容の面白さと、今後のイベント運営のあり方などの示唆なども含め、3,000円の価値はまあ、あったと言えるのではないだろうか。
今後も2人の舌戦や他のいじりなどにも期待している。

0 件のコメント:

ページビューの合計