2012年6月29日金曜日

石井裕教授 講演会 Defy Gravity: The Art of Tangible Bitsに参加してきた。

今日は早稲田大学で開催されたMITラボの石井先生の講演会に参加してきた。

概要

情報生態系を支える水路網の劇的な構造変化、そしてその水路網を再編集されながら循環する情報水流の加速。これらの変化の先の未来を予測するベストの方法は、自分たちの手で未来を発明すること。私たちメディアラボは、世界中の先進的な企業とのコラボレーションを創造のエンジンとし、未来ビジョンを創出・発信するために、ユニークな「独創・協創・競創」の文化風土を作り上げてきました。その中から生まれたのが、タンジブル・ビットです。人々が生涯を通じ物質的な世界と関わりあうことで育んできた豊かな感覚と能力を活かし、人間、デジタル情報、そして物理世界をシームレスにつなぐインターフェイスを実現することが、タンジブル・ビットのゴールです。本講演では、タンジブル・ビットのコンセプトとタンジブルメディアグループがデザインした多様なインターフェイス例をご紹介し、ユビキタス GUI を越える未来をご提案いたします。さらに MIT をとリまく「競創」の風土を生き抜く術について、お話させていただきます。

画像

※佐々木さんの写真拝借サンクス!

まず、感想なのだが、石井先生の講演を聴くのは初めてであったので、非常に期待値は高かった。しかし、その高い期待値をいとも容易く乗り越えてあまりある講演内容に、終始僕は鳥肌もので食い入って聞いてしまった。

石井先生が全力で駆け抜けてきた人生で収拾してきた様々な分野にわたる叡智を惜しげもなく披露してくれていたからだ。
温和なイメージだと思ったが、できる研究者よろしく非常に論理明快で早口なしゃべりをしていた。

正直、すべての言葉に対して、vividな印象を受けたので、ピックアップするのが難しいのだが、それは先生が一言で解決してくれた。

「大丈夫!すべてtwitterでクラウドにあるから!」

なるほど!みんなも石井先生をフォローしよう! @ishii_mit

しかし、先生の圧倒的なパワーと教養には舌を巻いた。
日本語と英単語を織り交ぜて早口で語る辺りにもそうだし、その中で使われる語彙の豊富さについていくのも大変だ。

こういう機会にめぐりあえるのも大変光栄なことに思う。

最近は日々充実していて、少し飢餓感に欠けているので、そういう意味ではこの圧倒的な個である石井先生との絶望的な距離感に少し自分の中の飢餓感に萌芽した気がしたからだ。

Ustもアーカイブで公開されるらしい。
また観たいと思う。

本当に参加できてよかったと心から思う。

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