2012年7月3日火曜日

Webエンジニアのための データベース技術[実践]入門を読了!

Webエンジニアのための データベース技術[実践]入門 (Software Design plus)

MySQLのエバンジェリストである松信さんの著書。
本書はMySQLの本ではなく、一般的になぜデータベースが必要であるかを平易に解説した本であり、エンジニアはもちろんのこと、そうではない人間が読んでも理解ができるようになるという優れものだった。
ちなみに、コードの例はMySQLのものである。

目次
■第1章  データベースがないと何が困るのか
■第2章  インデックスで高速アクセスを実現する
■第3章  テーブル設計とリレーション
■第4章  SQL文の特徴とその使いこなし方
■第5章  可用性とデータの複製
■第6章  トランザクションと整合性・耐障害性
■第7章  ストレージ技術の変遷とデータベースへの影響
■第8章  データベース運用技術の勘どころ
■第9章  MySQLに学ぶデータベース管理
■第10章 MySQLのソースコードを追ってみよう
■第11章 データベース技術の現在と未来
■第12章 ビッグデータ時代のデータベース設計

大量のデータをさばき、処理をすることに重きを置かれがちではあるが、安定的に運用を行うための目からうろこの内容がたくさん詰まった内容であると思う。

松信さんはすでにDeNAから離れているが(Facebookに移られて、本社にいるようだ)、次のMobageを支える技術もぜひ読みたいと思う。

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