2013年1月14日月曜日
日本の難題をかたづけようを読了した
久々に社会学的な新書を読んだ。
1章の安田さんのブログ、エコノ斬りでこの本の告知があったので、ちょうどマーケットデザインがスウェーデン銀行賞(ノーベル経済学賞とは言いたくないw)を取ったので、ちょっと知識を入れたくて読んでみた。
マーケットデザインに関しては想像とは違い、ゲーム理論的な話に留まったので少し拍子抜けした。もう少し突っ込んだ話を見たかったが、新書なので仕方ないか。
政治の可視化の件は国内ではないが、オバマの話もあるし、なかなか面白いことだった。データ大事ですね。
社会学のひきこもりに関する話も新鮮だった。
4章はエネルギー関連の話。この前の100年先を読むですでに知識を入れていたのでざっくりと読んだ。
5章はユニバーサルデザイン系な話。
総括としてライトな内容が多かったのでさっと読める内容。
少し幅広く知識を入れるには良い本だと思います。
■目次
まえがき 荻上チキ
1章 社会を変える新しい経済学
マーケットデザインの挑戦 安田洋祐
2章 データで政治を可視化する 菅原琢
3章 社会学は役に立つのか?
ひきこもりの研究と政策を具体例として 井出草平
4章 環境エネルギー社会への想像力と実践 古屋将太
5章 「社会モデル」へのパラダイムシフトをまなざす 大野更紗
付録 貧しい人びとの仕事をつくる 梅本優香里
あとがきにかえて 荻上チキ
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