セブンイレブンのおにぎりは普段よくお世話になるので、気になって読んでみた。
そもそものソウルフードであるおにぎりをいかにして、今のようなカジュアルな食べ物にしていったのかの軌跡がわかる。
おにぎりの開発ベンダーの話、特に理不尽なまでの高いクオリティ要求に対して音をあげないで対応した話だったり、開発における担当者の執着心などのこだわりがわかってよかった。
100円セールの意図なども知りたかったが、それについてはあまり触れられてない。
やっぱり日々の改善を熱心に行っているからこそのクオリティで単純に値段を下げるなどではダメなのだと改めて思った。
ちょいちょい入る著者のネタがちょっと冗長だったw
※ちなみに後日、セブンイレブンに行って店頭のおにぎりを手に取って裏面の工場の表記を確認したことは言うまでもない。
目次
1章 「もうこれが限界」という限界を何度も突破!―セブン‐イレブンのおにぎりは、なぜすごい?
2章 消費者の前に、聖域は一切、存在しない―注目すべきは、その「工場のクオリティー」
3章 「商品力を高める」ために徹底していること―おにぎりをつくるプロフェッショナルの仕事
4章 「定番商品」ほど常にレベルアップを目指す―1個のおにぎりに詰まった絶妙の美味しさ!
5章 お客さまのニーズをどう見極めるか?―これが業界No.1、セブン‐イレブン流マーケティング戦略
6章 ドキュメント 東日本大震災とおにぎり―試された「社会インフラ」としての役割
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