ふと思いが迸ったので、徒然に書きたい。
テーマは経験値とは何かという事だ。
ファミコンやスーファミで育った僕らは経験値という言葉をある程度共通認識で捉える事ができる。
経験値とは、それ相応の敵と相対した際、勝利した時に得られる値であり、数値化できるものだ。
ある一定の閾値を超えると自身のレベルが上がり、出来る範囲が広がるため、多くの経験値を得られる敵に遭遇したいと思うし、それによって、自身の経験をあげてきたいと思うだろう。
だがしかし、それはあくまでゲームの話であって、現実世界での経験値とは数量化できるものであるのだろうか?
さらに、どういった経験によるものが経験値が大きくなり、また自身のレベルはどのように可視化できるのだろうか?
これについてはよくわかっていない。
そもそも汎用的なスキルがある一方でそうでないものもあるわけだから、世間一般的に稼げる経験値とはなかなかないのではないか。
例えばドラクエ3で言えば、転職システムがあり、色々な職業を経験する事が出来る。
これはよくできたシステムであり、別の職業にジョブチェンジすると経験値がリセットされる。
かつ、レベルが20にならないと転職要件を満たさないというわけだ。
この設定も興味深い。
ちからやぼうぎょ、すばやさなどの根本的なスキルは各々の職業によってリセットされるため、基本的に継承されるものは特技や呪文になるわけだ。
これは現実世界でもスキルは継承できるが、その業界や職場におけるドメイン知識がリセットされる意味では酷似していると考えられる。
1つの道を究めるのもそれはそれで良いと思う。
しかし、欲張りな性格な自分よしては色々なスキルをゲットしつつ、得てきた知識を新たな業界で照合してみたいと思う節は大いにある。
分析屋として元も子もないのだが、定量化できる数値などは実は全てではないので、定量化できる部分とそうでない部分をうまく相俟って育てていく事がきっと肝要なのだ。
と、最近上達してきた料理をしてふと思い当たった。
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