2011年3月17日木曜日

デザインの骨格を読了!!

デザインの骨格

デザインの骨格。慶応の山中先生のブログをまとめた内容の本らしい。

最近、企画などを検討する際、デザインの知識が必要だと感じ、
デザインを専攻している後輩におススメを依頼して、レコメンドされたのがこの本。

プロダクトデザインで機能美について考えたいというオファーに見事に応えてくれた内容だったといえる。

優れたデザイナーは根幹部分にも関わる。
やはり分業という近代のシステムに慣れた我々にとって、この発想は目新しいもの。
でも、ジャンルは違えど、俺もこの考えに共感している。

「骨」。なんども出てくる表現。デザインを決めるのは骨であるとのこと。
人間では体幹であろう。

印象に残ったのは義肢の話。アスリートの義足の話だ。
攻殻機動隊の義体はデフォルメされた内容だが、仮に現実味を帯びるとあのようなデザインではなしえないだろうと感じた。

また、学生の指導においても、自信の手を見させるということが多いようだ。技術は見て覚えるという古来の技術伝心を思い出す。

やっぱり匠の域にいくと、そのような境地になるのだろう。

俺はインターネットにおけるデザインやコミュニケーションデザイン、その他ビジネスデザインなどにこの本の内容は役に立つだろうと思う。
本当におススメだ。
☆5つ!

目次
見ること、聞くこと、そして批判すること

第1章 アップルのデザインを解剖する
MacBook Airの解剖
幻のMac OS
スティーブ・ジョブズの台形嫌い ほか

第2章 デザインを科学する旅客機の全長と便器のサイズ
Suicaの読み取り角度はこうして決まった(1)
Suicaの読み取り角度はこうして決まった(2)
 ほか

第3章 コンセプトを形にする
ケータイの遺伝子
日産自動車を辞めた理由

第4章 スケッチから始める
4本脚のニワトリ
生き残れなかった斬新なアイデア ほか

第5章 モノ作りの現場から考える
ミニカーは実車の縮小ではない
深澤直人さんの台形 ほか

第6章 人と出会う
明和電機の土佐信道さん
チームラボの猪子寿之さん ほか

第7章 骨格を知る
便利さと美しさ
人工物の骨 ほか

第8章 人体の秘密を探る
走ること飛ぶこと
『かたちだけの愛』を読む ほか

第9章 漫画を描く、漫画を読む
漫画を世界に普及させた原動力
浦沢直樹さんの『PLUTO』 ほか

巻末付録
漫画「Hull+Halluc-II」について
漫画「Hull+Halluc-II」

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