今、話題の佐々木俊尚さんの本。
「キュレーション」とは本来、アート用語なのだが、今回のコンテキストでは情報を集めて広げる行為である。
かつてのマス広告が機能不全に陥った経緯の解説から、"ビオトープ"と表現される現代の人々の集約具合の解説は秀逸だった。
佐々木さんの本を初めて読んだのはインフォコモンズだったが、その時はとても衝撃だった。その後、ウェブ国産力なども読ませてもらっている。
俺の中では、梅田望夫がアメリカへ去ってから、カオスのウェブの道程を示してくれる貴重な人物であると考えている。
孫さんとのUst対談や、NAVERまとめのイベントなど、動向はチェックさせていただいている。
今後もその鋭い観察眼と語り口で我々の先行指標でいてほしいと切に願う。
おススメ。☆5つ!
・目次
プロローグ ジョゼフ・ヨアキムの物語
第一章 無数のビオトープが生まれている
第二章 背伸び記号消費の終焉
第三章 「視座にチェックインする」という新たなパラダイム
第四章 キュレーションの時代
第五章 私たちはグローバルな世界とつながっていく
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