2014年8月29日金曜日

「わさビーフ」したたかに笑う。業界3位以下の会社のための商品戦略 を読了した

「わさビーフ」したたかに笑う。業界3位以下の会社のための商品戦略 (アスカビジネス)
わさビーフ。言わずと知れたポテトチップのくせ者である。いや、それは言い過ぎか。
何の気はなしに、このジャケットに惹かれて読んでみたのだが、今季のベストチョイスにならんばかりの良書だった。

ポテチ業界はカルビーとコイケヤの2大巨頭の寡占市場であり、わさビーフを提供する山芳製菓は3位のポジショニングらしい。
そんな中、25年も愛されるヒット商品をなぜ生めるのかというコンセプトのもと、様々な事象が語られている。

山芳製菓の人づくりの素晴らしさやマーケティングの妙など目から鱗の内容が多かった。
回り回ってやはり人が大事だし、その仕組みづくりは重要だと認識した。

また、これは中の人が書いたものではなく、商品開発の会の幹事をやっている濱畠さんという方が取材を元に上梓した内容だという事も興味深い。
著者自身は大東建託で、色々と経験された方のようだ。

仕事柄、マーケティングなどは関係するのだが、非常に参考になる部分が多く、また読み返したい1冊。
そして、関係者にあってみたいと思う1冊だった。
おすすめである。

■目次
第1章 開発力の秘密はここにあった!(逆境が生んだ「アイデア集団」
信じて育てたメガヒット ほか)
第2章 大手にはできないことがある!(どこにでもあるものなんて作らない
大ヒットを目標にしないモノ作り ほか)
第3章 発想の良しあしに企業規模なんて関係ない(「売れなくて当然」の逆境が発想を生む
突き抜けた挑戦心がヒットを引き寄せる ほか)
第4章 消費者にどこまで寄り添えるか(「ライフスタイル」をとらえているか
「冒険心」をくすぐるか ほか)
第5章 小さく効率的なブランド戦略(「専門性」と「独自性」の違い
“会社"よりも“商品"のブランド戦略 ほか)

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