(外が暑いからかもしれない)
というわけで、表題の通り、「ありあまるごちそう」We feed the Worldを鑑賞した。
食の安全シリーズということでフードインクという作品が第1弾(こっちはまだ観てない)で、第2弾が今回のありあまるごちそうというわけだ。
公式サイトもリンクしておく
公式サイト
どうやら、アメリカとヨーロッパの1次生産の実情を表現したドキュメンタリーということのようだ。
この作品は飽食の日本に生きる人々全ての教養作品としてみる事を義務づけてもよいのではないかというほど、観ていて心が痛くなる作品だった。
すばらしい感想を書いているブログがあるので、リンクしておく。
『ありあまるごちそう』 – 食糧の不均衡は解消できるのか?〜映画で「食の社会見学」〜
上記にもあるのだが、このドキュメンタリーは構成が非常に見事である。
ちょっとだけ引用しよう。
最後にはなんと世界最大の食品会社のひとつネスレのCEOが登場します。このインタビューがすごい。彼は自信満々に自社がいかに先端技術を用いているかや、どれだけ多くの社員を養っているのかについて語ります。しかし、ここに至るまでにさまざまな事実について学んだ観客には、彼の言葉に現れない原料生産者などの姿が見えるのです。 この作品は私たちに今まで知らなかった事実を伝えてくれることも確かですが、さらに素晴らしいのは、その事実が何を意味するか、それを私たち自身に解釈させているという点です。私たちはただ教えられたことよりも、自分で考えて導き出したことのほうをより強く記憶します。だからこの映画で提示された事実から自分で考察したことは観客の身になるのです。こういう作品に出会うごとに自分の置かれている状況を冷静に考えようと思う。
日本という国は世界でみれば、本当に幸せな環境であるということだ。
しかし、食の安全などが騒がれるけど、特に何か行動を起こす訳でもないし、みんな表面的な情報に流されているだけなのだなぁと自覚する。
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衝撃的な内容。「いのちの食べ方~Daily Our Bread」を観た。
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