2014年8月13日水曜日

キング・コーンを観た


食のドキュメンタリーシリーズを見るブーム。
今回はキング・コーンを鑑賞した。

すでに、色々な食のドキュメンタリーを見て来たが、多くは直接的に関わる食品や家畜だったり、その加工工程の話であったが、今回の話はとうもろこし。
一見すると、それほど問題なさそうだが、かなり問題は大きかった。
2009年に日本では公開されているが、今はどうなっているのだろうか。



イアンとカートは、大学に在籍していた親友同士。これから社会人になるにあたり、「自分たちが普段何気なく口に運んでいる食べ物についてもっと知っておきたい」と、無謀にも農業を始める。 早速、アメリカでもっとも生産量の多い“トウモロコシ”を育てるため、国内最大の生産地であるアイオワ州の農家に移り住み、1エーカー(4047㎡)の土地を借りて農作業に取り掛かる二人。近所の農夫に手伝ってもらい、遺伝子組み換えされた種子や強力な除草剤を使うことによって、農業初心者でありながら驚くほど簡単にトウモロコシを植え育てていく・・・。 こうして作られたコーンはどこへ出荷され、どのように消費されているのだろう?実体験によって、アメリカ的現代農業の実情を目の当たりにした二人は、さらに収穫したトウモロコシの行方を追って、アイオワを離れ旅に出るが・・・。 はたしてその旅の果てに見た、私たちが普段何気なく口にしている物の正体とは・・・?

感想のブログもいくつもある。
映画『キング・コーン』 いろいろ食えなくなっちまっても知らないよ
この中で語られている事はごもっともですね。

また、同DVDには監督のインタビューが入っているのだが、そこに非常に興味深い指摘があった。
ニュージーランドはアメリカ以外で初めて公開された国らしいが、そこは牛を牧草で育てているという。
これは政府の助成金を農家が自ら断って、市場にゆだねた結果であるという点が興味深い。翻って日本の食品はかなりが輸入に頼っているし、90%のとうもろこしが輸入だそうだ。国産の家畜ももしやと思ってしまわなくもないところだ。

作品中にも出てくるが、大規模農場で1年かけて育てたとうもろこしは赤字になるという。しかし、政府がとうもろこしに対して助成金を出しているおかげでまかなっているという。
これによる生産の大量化とモラルハザードは非常に観ていて深刻だと感じた。

何か劇的に改善する方法があるかは正直わからないが、本作品に出てくる家族全員糖尿病になってしまった男のインタビューのように知らずに病気になるというリスクは避けて行きたいものだと思う。

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