2012年12月11日火曜日

メディチ・インパクトを読了した


メディチ・インパクト (Harvard business school press)

メディチ・インパクト。イノベーションにまつわる書籍である。
なぜかAmazonで新刊が売られていないらしく、中古のみの出版になっているようだ。

イノベーションのジレンマのクリステンセンも絶賛した内容と帯にあるが、あながち間違いではない。

イノベーションは交差点に生じるとの視点は非常に参考になったし、イノベーションが生じる余地には失敗も必要であるとの指摘はなるほどと感じた。
イノベーションの本と言えば、クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」やシュンペーター、ドラッカーなどの書物が有名だが、 これも立派なイノベーション論の著書である。


参考までに私見だが、関連書籍として、エッジエフェクトやアイデアの作り方を想起した。

以前読んで書いた感想
エッジエフェクト(界面作用)を読了!!

「アイデアのつくり方」を読了!!

あと、梅田望夫がウェブ進化論の中で語っていた知の高速道路のけもの道の概念も同じような印象かなぁ。

目次
第1部 交差点
(イノベーションの生まれる場所交差点が生まれるとき)
第2部 メディチ・エフェクトを生み出す
(垣根を取り払う連想のバリアを壊す偶発的な概念の組み合わせ ほか)
第3部 交差的アイデアを形にする
(失敗を乗り越えて実行せよ決してひるまず、成功へと前進する
既存のネットワークから飛び出す ほか)

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