2008年5月11日日曜日

インターネット媒体企業のジレンマ

はてな最大の矛盾

上記のようなブログがはてぶにあったわけだが、これは非常に参考になる意見だと思う。
言ってみれば、全ての情報を整理するという最大の目標に突き進んでいるgoogleではあるが、個々のサイトにおいてはまだまだ当該企業に分があるという認識ではあったが、すでにそうではなくなっているというインプリケーションではないだろうか。

すなわち、常にアップデートされるようなサイト内検索を持つような媒体でないのならば、サイト内検索を貼り付けるより、googleの検索窓をつけろってことだよね。

さらに、個々のブログにおいても言えることなんだけど、もはやgoogleなんかの検索エンジンにキャッシュされない情報は時代から淘汰されるという意味でもあって、非常になんともいえないものだ。

梅田さんのブログにgoogleに淘汰されない知的生産術が書かれてはいたんだけど、これは検索する段階での話であって、アウトプットした情報はやはりgoogleによって付加価値がつくという帰結になると思うわけだ。

ネットの世界はやはり検索を中心に回っている。たしかに、検索エンジンは個々の人間をエンパワーしてるし、これまでにないことを可能にしてはいる。

だけど、潜在的な恐怖としてマトリックスのような世界観をいだく私にとっては、そこに向かって突き進んでいるような気もしないでもない。

何が言いたいのかわからなくなってしまったが、要は、出される料理をただ消費するだけではダメだという事だな。自分で積極的にコーディネイトしていこう。

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