2015年7月19日日曜日
動じない。を読了した
王さん、広岡さんの元プロ野球選手と合気道の藤平さんの鼎談が収録された書籍。
個人的には、ゆとりを持つ事が全ての物事において重要であるという考えであったので、そういうところの琴線に触れたのか、読んでみた。
内容の抜粋がとてもいいので、メモ
・力に頼るのではなく、力の抜き方を知る
・最も望ましい形を先に作り、一瞬で移る
・どんな球が来ようとも「知らんぷり」して待つ
・無意識にできるまで正しい練習を繰り返す
・無心で物事に取り組む人こそ「伸びる人」
・「氣の呼吸法」で深く静かな呼吸を身につける
・プラスの言葉で潜在意識をプラスに保つ
・猛練習で疲れ果てたときこそ、わかるコツがある
・優れた指導者は話術でやる気を引き出す
・教えるとは「気づかせること」
最近、スポーツのプロフェッショナルの書を多く読むのだが、けっこう暗示的に「氣」の使い方に関してが書かれているような気がしている。
本書では合気道なので、「臍下の一点」といった言葉に集約されている。
現代の世の中は、どこか力んでいるような風潮があり、若干の息苦しさを覚える気がしている。
そういう中で、力の抜きどころをみんながもっと理解して会得すればよりよい社会になるんじゃないかなぁと、雑に思うなどした。
後半からは指導における内容になるんだけど、これはこれで参考になる箇所も多かった。
技を会得して使うというプロの話は直接は活かせない面も多いが、抽象化したエッセンスは共通だと思うので、何かしら活かせればいいな。
■目次
第1章 どんな変化球にも動じない「静」の境地
第2章 「臍下の一点」に心を静める
第3章 教える人と教わる人の信頼関係
第4章 「リラックス」こそ最強
第5章 「氣の呼吸法」で「氣」を出す
第6章 「必ず、できる」を信じて
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