2011年10月13日木曜日

パーミッション・マーケティングを読んだ

パーミッション・マーケティング

セス・ゴーディンのパーミッションマーケティング。
タイトル的にも最新の状況や自分の好奇心にも刺さったので購入したのだが、10年くらい前にもあったみたい。




まあ、本書の目次と推薦文を紹介すれば、そのすばらしさは伝わるだろうか

目次
序文
はじめに
1章 もう、従来のやり方では通用しない
2章 「期待されていて」「パーソナルで」「適切な」アプローチを
3章 なぜ、マスマーケティングがもてはやされるのか?
4章 「市場社シェア」より「顧客シェア」を目指せ!
5章 「リーチ」より「フリクエンシー」を意識せよ
6章 パーミッションには五つのレベルがある
7章 パーミッションに関する四つの基礎知識
8章 インターネットはテレビじゃない!
9章 ネットで実践する際の五つのステップ
10章 実例に学ぶ成否の分かれ道
11章 その戦略をきめ細かく評価せよ
12章 「よくある質問」に答える

紹介文
セス・ゴーディンはこの優れた著作で、
インターネット・マーケティングの第一人者となった。
まさに「必読の書」というほかない見事な本。
―トム・ピーターズ

消費者の関心をひきつける競争が
激しさを増すなかで、セスの発想は誠にすばらしい。
―レスター・ワンダーマン

パーミッション・マーケティングは、
今日のすべてのメディア関係者にとって
非常に有用だ。
―ロバート・ターセック(元ソニー・ピクチャーズエンタテインメント上級副社長)

このクラッター(雑音)だらけの世界に
ようやく極めて重要なマーケティング手法が現われた。
―エリック・ヒッポー(元フジ・デイビス会長)

リアル・ウェブ双方ともに本書の内容は理解しておく必要がある。
マーケターなら読もう!




ここからは少し余談になるが、なぜ今「パーミッション」が重要なのか?ということだ。

少し前にミログさんのスパイウェア問題があった。
ミログ、ぜい弱性の指摘とスパイウェア批判で「AppLogSDK」のサービスを停止

これこそは分析の元となる履歴情報の取得をユーザーのパーミッションなしに得ようとしたために叩かれたものではないだろうか。
これより少し前のカレログ然りだ。

仮にパーミッションがとれてもモラルという点で激しく叩かれる事例もある。

またFacebookをはじめとしたソーシャル関係もこれと同様の問題がある。
今はOpen IDと呼ばれるシステムがあるのだが、各種のサービスのログインをわざわざ取得せずとも利用ができるというユーザーオリエンテッドな仕組みだ。まだ勃興期だし、これからだとは思うが、個人の認証方式であるOAuth2.0認証もファイナルコールを終え、様々なアプリケーションで実装されてきている。
しかし、ここはまだ怖くて、認証を許可した際、どこまでの情報が取得されるのかが、まだ非対称情報であるような印象を受ける。
プライバシー関係の方がよく指摘している。

翻って、我々の分析に関しても同様であり、個人の情報を取得せねば分析などはできないために、やはりパーミッションが必要なわけだ。
Ad Tech分野のAd Exchange市場におけるcookie情報の取得は仮にポリシーで謳っているとしても、パーミッションが得られているとは言いがたい状況である。

そんな世の中の動向とまさにマッチングしている考え方だ。
ただし、本書は少し前の内容でもあるので、そういった応用例には触れていない。
しかし、これからの世でビジネス展開していく上で、この考え方は重要であり、マーケターはモラルハザードを起こしてはいけないのであると痛感する。

本書の記載と似た考えにロイヤリティマーケティングがあるので、こちらもおすすめだ。

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