2010年4月6日火曜日

モウリーニョの流儀 読了

片野道郎
河出書房新社
発売日:2009-09-03

ジョゼ・モウリーニョのインテル就任1年目を追った内容。
著者はあの片野道郎さん。

モウリーニョ本は、チェルシー移籍前のポルトのストーリーを描いたものを読んだことがあるが、そのときも非常にワクワクする内容だった。

カンピオナートは一時期ほど情報が少ないので、あまりモウリーニョの言動などは知らなかった。

この内容を見て、ジョゼはやはりジョゼだったと思った。

一節では、「私に求められていることはジョゼ・モウリーニョであることだ。それはすなわち、大きな熱意を持って仕事に取り組み、選手、クラブ、サポーターと共有することだ。」

と、言い放っているほどに。

モウリーニョの言動は、一級品だが、過去の試合のなぞりが個人的には読み飛ばし部分になってしまったので、星は4つ。

ホント、アイデンティティの塊だ。



基本的にはインテルでの仕事への情熱、メディア対応のうまさ、戦術適応、そして、アドリアーノとバロテッリの対応のパートがメイン。

彼はホントにスペシャルワンだと思うし、内外から評価されるのが、それを照明している。

サッカーだけでなく、素晴らしく模範となる存在だろう。

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