とても薄い本だが、一時期の流行と帯の文字に惹かれて購入。
帯には、「60分で読めるけれど一生あなたを離さない本」と記載。
はてさて、どんな内容かなと期待した。
目次
・この考察をはじめたいきさつ
・経験による公式
・パレートの学説
・心を訓練すること
・既存の要素を組み合わせること
・アイデアは新しい組み合わせである
・心の消化過程
・つねにそれを考えていること
・最後の段階
・二、三の追記
この本の趣旨は単純明快。アイデアの作り方は再現性があることを述べている。
そしてその手法は下記の通り。
1、資料集め (当面の課題のための資料と一般的知識の貯蔵による資料)
2、それら情報の咀嚼
3、孵化。意識の外での組み合わせ
4、アイデア誕生(ユーレカ!)
5、現実への適用のためのアイデアの具体化と展開
これだけのことだ。
しかし、列挙の内容だけみても、ふーん程度だと思う。
おそらく無意識でみんな行っているからだ。
しかし、ヤングの説明と竹内さんの解説を読むことで、その理論への肉付けがなされる。
たしかに帯の内容も言い得て妙な感もあったわけだ。
読みやすいしおすすめ。
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