2011年2月11日金曜日

エッジエフェクト(界面作用)を読了!!

エッジエフェクト(界面作用) 福岡伸一対談集

福岡伸一さんの書。
「エッジエフェクト(界面作用)」という知的好奇心を駆り立てられるタイトルであるが、内容は分子生物学の濃い話ではなく、他分野の人との対談集となっている。

目次
エッジエフェクト―新しい生命は、界面に立ち上がる
欠落したオスと、自己完結するメス(桐野夏生)
科学の限界(柄谷行人)
生命現象における「美」(森村泰昌)
生命とは、流れているもの(小泉今日子)
細胞の破壊と再構築(鈴木光司)
科学と哲学の融合(梅原猛)

少し意外だったのが、キョンキョンとの対話。アイドルなので、どうなのかと思ったが、かなりの博識のようです。いやはや。

あとは鈴木光司さんの見識とアクティブさに魅了されたので、彼の小説も読んでみよう。ホラー作家の印象が覆った。

梅田望夫さんが、「ウェブ進化論」で知の高速道路を提唱してから、その横のけもの道という観点をずっと頭の片隅においてきた。
本書のエッジエフェクトとは、まさにそこへの入り口である考え方ではないだろうか。

また、僕はベクトル的にものごとを捉えるとするならば、全く異なったベクトルが相見えると、その内積のスカラー値は元のそれに比例するということになる。つまりは、各分野のプロフェッショナル同士の会合はそれ相応のアウトプットを生むというわけだ。

本書はまさにそうであるなと感じさせてくれる。

やはり”動的平衡”が終始一貫して出てくるわけだが、この考えは本当に秀逸であると思う。
また、分子生物学も掘り下げよう、もとい、福岡さんの本を読もうという気にさせてくれた内容であった。
☆5つ。

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