2011年4月18日月曜日

グアルディオラのサッカー哲学を読了した

グアルディオラのサッカー哲学

今、破竹の勢いで突っ走っているバルサ。
それを率いるペップことグアルディオラについて書かれた本。

就任1年目にして6冠を達成するという、あまりにも出来すぎた結果の裏に迫る内容。

正直、彼の成功の裏の理由は、どこか訝しい思いだったのだが、本書を読んで謙虚で誠実なペップだからこそなしえたものだと確信した。

彼のバルサでの成功の要因を少しでも知りたければぜひとも本書を手に取るべきだろう。
今後の彼のチャレンジからますます目が離せない。

【目次】
プロローグ グアルディオラが監督として成功した理由

序章 グアルディオラ監督誕生
「私は決して世界で最も優れた監督ではない」
3つのリクエスト/ 監督就任会見/ 史上最高のシーズン

第1章 バルサの精神
「バルサは世界で最もカンテラが機能しているクラブである」
若き指導者/ バルサであること/ グアルディオラの解釈

第2章 グアルディオラとクライフ
「クライフが現代サッカーの基礎を作り、バルサの基礎を作った」
成功の定義/ モダンフットボールを確立した男/ グアルディオラの素顔

第3章 最高の選手に囲まれて
「私のサッカー哲学にシークレットはない」
カンテラの憧れ/ 選手たちの評価

第4章 成長の地、カンテラとマシア
「私はマシアでの生活が大好きだった」
バルサ王国の礎/ マシアで学ぶこと

第5章 グアルディオラの監督術
「すべての責任は私にあるし、その時の覚悟は当然できている」
リーダーの品格/ エル・クラシコの成功例/ エトー放出の理由/ こまやかな配慮/
士気を高める策/ 戦うための環境/ 楽観的な賢さ/ 大一番を制す

第6章 創造性を持つサッカー狂
「私の選手たちに対する信頼は不変だ」
期待が成果を生む/ 行動規範/ 守備が要の攻撃力/ ワーカホリック/ 金銭と選手の関係/ 誇りを持つ

第7章 勝利の条件
「結果と内容の両方で納得のいくサッカーをしたい」
9つの条件/ 物事を明確にする/ 平常心を保つ/ 失敗から学ぶ謙虚さ/ 相手をリスペクトする/
集中力を高める/ 何が大切かを知る/ 謙虚さを忘れない/ 感謝する

第8章 独自のリーダーシップ
「世界にはバルサの哲学を愛してくれている人々がたくさんいる」
バルサ監督の条件/ 究極の選択/ パーソナリティの鍛錬/ 必要な変化/ バルサ人として/ 幸せであること

エピローグ バルサのために生きる男

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