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2011年9月14日水曜日

統計数理研究所のデータを未来に活かすを読みました

データを未来に活かす

東京は立川市にある統計数理研究所を取材した書籍。
まあ、ジャケ買い的にタイトルを見てレジに持っていったのは
言うまでもなしか。

内容的にもそれぞれの研究者が自身の研究テーマやこれからどういうようにしていきたいかなどをかたり、日本の統計学の体系的な教育制度のなさを嘆く(言い過ぎか?)というものだった。

特に3.11後の地震のシミュレーションを行っている事例は興味深く「点過程」の統計モデルに興味がわいた。

あとは最近の研究で「データ同化」が流行しているという。これは理論モデルに実データを組み込んでいくもので、まさにベイズなんかもそうだと思うが、こちらも深堀してみたいと思った。

特にモデルの説明などなく、平易な内容なので、統計の裾野を広げる役割は十分に担える書籍ではないだろうか。
僕も応用統計家を目指せるようになりたいなー‥
とか、思ったりしている。

星は5つで!

目次
序章
統計数理研究所はデータ中心科学の中核的研究機関としての使命を果たす
第1章
医療 新しい臨床試験、治療法や診断法の開発を通して、先端医療に貢献していく
第2章
災害 地震活動の「ものさし」としてのETASモデル。着実に進む地震の予測
第3章
自然 野生生物の生きる姿をフィールドワークとデータから読み解く
第4章
情報 映像検索へのチャレンジと音声の個人性情報の抽出への取り組み
第5章
社会 日本人の国民性をより深く知るための意識の国際比較
第6章
先端数理と理論 「最適化」のニーズは世の中の至るところにある
第7章
気象 エルニーニョ現象も解析中。大いなる可能性を秘めたデータ同化という手法
第8章
健康 統計学者ではなく、応用統計家(Statistician)として


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