開催概要
第8回ジオメディアサミット
個人的にも位置情報は今年熱いとにらんでいるため、興味津々で参加。
まだ作成途中だけど、すでにtogetterにもまとめが作成されているようなので、入れておく。
以下、自分のメモ
第一部 CCC 藤沢さん
・Tライフドミナント 総務省家計支出動向調査の埋め込み
・窓枠や福利厚生でもTポイントが貯まる
・アライアンスによって、様々な属性を網羅している
・会員販促基盤の共有
■DBレコメンド
・基本的なマーケティング分析
→誰に何が売れているか?
リピート、トライアル分析
・ファミマのCRM
・Tカード会員から様々な掛け合わせでレコメンデーション
・O2Oの最初もリアルの活動
リアルの消費活動にどう接して導線を生成するかが本質
属性×購買
・個人情報、履歴情報は提供しない。
・地図情報の利用
→商圏Map 店舗運営の延長
テンポを中心とした未来点者、離反顧客の可視化
アクション→新規出店時にアプローチができる
POSクーポンメール
店も1つの位置情報 (接点)
ファミマの履歴→近隣のツタヤのクーポン→来店促進→ネットワーク化
行動範囲を推測してアプローチ (どこにマーキングされているか?)
行動商圏セグメント
接点の強化 エリアアライアンス
エリア特価した個店販促ツール エリア販促
Tポイント自販機 キリンと提携
今どこの店にいるかじゃなく、今どこにいるか?その近くのクーポンをプッシュ通知
一連連動広告 (割愛された)
購買ファネル
行動を予測して、時間と場所がタイムリーなアプローチ
ネットの販促事例
オプトとのジョイントベンチャー→オーディエンスターゲティング
Tオープンデータインフラ→オープンDBにする
代官山プロジェクト
ターゲットは団塊世代と団塊ジュニア
格好いい大人が集う店というコンセプト
コンシェルジュ席があって、おすすめしてくれる
図書館構想 本とアートが壁面にたくさん(ラウンジ形式)
最新IT導入(セルフPOSとRFID)商品にタグづけ
タブレットで検索→地図上にあるかどうか可視化
在庫なかったら、ネットレンタル?DL?バーニング?
全部にタグ入れてるから棚卸しが早い!
商品位置・動きのセンシング
NFCサービス
第二部 東急電鉄
ニコトコを中心とした二子玉川でのジオサービス展開
元々は町づくりの会社
オフラインにおけるトピック
・街と人の変化
・情報の変化
・消費と価値観の変化
時代に対応できない施設はつぶれてしまう
施設感競争・都市間競争で生き残る付加価値創造が必要
オフラインから見たオンライン
リアル空間事業者にとっては脅威だが、リアル空間と有機的に結びつけば大きな機会
行動喚起、消費喚起可能?
PASMOネットワーク(購買から自動でブログ生成はおもしろい)
ぷらっとPLAT (端末にタッチ)
pin@clip(ピナクリ)ピクトグラム+AR (セカイカメラ的な)
オンライン、オフラインの距離は縮まった。でも、大きく変化している
街作り事業者として街の価値を向上させるという原点回帰
二子玉川で社会実験的にコミュニティ形成の取り組みを行っている
G空間プロジェクト「ロケーション・クルーズ・プロジェクト」
→ニコトコサービス(女性ターゲットなので、ガラケー主体)
店舗にQRコードがあり、それを読み込むとスタンプやクーポンがもらえる
測位インフラの整備、デバイスの設定 :間口の広いサービス実現
Aitetter(慶応のアプリ)
ぶらサポ
緊密な関係値構築・既存コミュニティとの連携
意外性とエンターテイメント性の創出
オンラインとオフラインの結びつけには相当の配慮が必要
第三部 NFC利用によりビジネス可能性 リクルート鵜飼さん
NFC=near field communication
ハイプサイクル
近距離無線通信部分だけの規格名称
通信だけを共通化
店舗と端末がペアでないと意味がない
ICタグ→スマフォ
Google Walletは1つ
ペアの3つの形
・Card Emulation カード情報を渡す
・Peer-to-Peer データをやり取り
・Reader/Writer 書き込み、読み込み
おさいふケータイとの違い?
違いはないが、暗号処理などの違いから相互互換がない
なぜ今盛り上がってる?
規格化が終了
日本では独自展開
とはいえ、O2Oの一技術
Touchanote NFC対応アプリ
なぜ日本で流行らなかった?量が足らない。ガラケーでは能力的に厳しかった
ビジネスへの可能性
・スマフォにNFC搭載 参入容易、表現、訴求力向上
・3つのモードが存在 電子マネー以外
・デバイスそのものの広がり 世界的な広がり
モバイル非接触ICサービス普及協議会設立
店舗運営者から見たジオメディア (パネル)
客を送り込んだ後に、どう常連化させるか?が重要
泡バーはソーシャルで売り上げ+15%寄与
コミュニケーションする場がオンラインなのか、オフラインなのか
コミュニケーションをリッチにしていくかをするサービスがない
お客さんがごちそうさまを言ってくれる→そんなことは今までなかった
mealでお店に来るケースがある
時代の変遷で対応がわからない商店街が多い
戸越銀座は積極的にやってる
イベントと連動するものをやる→スタンプラリー ゆるキャラ
Square
店員のオペレーションがボトルネックが多い
店員は目に見える形でのフィードバックすると店舗の対応が違う
ゲームとO2Oつなげるので大変なのは?
→店舗での効果検証がわかりにくい。200mはなれていてもチェックインできる
認知向上やサブリミナル効果
Foursquareのメイヤー
紙ベースで実現できてない戦略をWebベースでやろうとしても無理
チェックインは必ずしもやらない。なら写真じゃん?お小遣い帳データ
つかみやすい属性はあるか?→都心よりも沿線沿いとかだと合う
お出かけ感みたいなのだとはまりにくい
キャラ立ちした店の方が刺さりやすい
駅前のでかい箱のチェーン系の店はあまりはまらない。あえてそこって感じじゃない
インターネット側の人間がリアルよりに寄っていない。お店側が寄ってきてくれている
位置情報系サービスもうちょっと儲けていいんじゃない?
泡バー:10坪で200万:飲食では優等生
店頭でのキャッチはやるがネット上でのキャッチができていない。
店側ではやりきれない
IT側の目線だけでは。。
GPS測位
屋内測位はブルーオーシャン
3次元、狭い、人が対象、施設内
IMES シームレス3次元ナビ
感想
フロントエンドのジオサービスはスマートフォンが普及したおかげで本当に多くのサービスが出てきていると感じた。
このサービスでのマッシュアップやライフログ系のサービスマッシュアップが今年は鍵になると思っているし、
我々のような分析者にとっては、この辺のジオデータがDBに蓄積されてくるといろいろと分析のしがいがあるというものだ。
1部のCCCさんの場合、自社の顧客DBをオープンDBにするという構想があるようだし、データを1社で抱える時代ではなく、
様々なコラボレーションによって、よりよいサービス連携をしていく時代に入っていくんだなぁとつくづく感じた。
あと、LTは11人がやったのだけど、どれも面白い内容でトークの質も高かった。
参加してよかったと思えるサミットだった。
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