本日早朝に行われたコパ・デル・レイの準々決勝のクラシコ2ndレグを視聴。
1stレグのサンチャゴ・ベルナベウでは2-1でバルセロナが勝利していた。
2ndレグではレアルのペペはDF起用で共にCBを組むのはセルヒオ・ラモス。
左にコエントラン、右にアルベロアという布陣。
バルセロナはGKのピント以外はいつもの布陣。4-3-3でスタート。
前半からオープンな攻防で共に質の高いやり取りの応酬が続く。
残念ながらイニエスタが負傷交代するも、代役ペドロが入って違和感なし。
こういう時に、セスク加入は大きいなぁと実感する。
時折展開される、狭いスペースでの高速パスまわし(バルサ)がすばらしい。
その揺さぶりからゴール前にふわっとあげたり、サイドチェンジしたりと、これはもうお家芸ですね。
たまにアレクシスがメッシとポジションチェンジをして最終ラインとの駆け引きをするんだけど、
その時のギャップの使い方とピンポイントでそこに合わせてくるシャビのパスだしは感嘆した。
こういった揺さぶりに乗じてアビダルとダニ・アウベスがサイドラインからするするとあがってくるのは的確だった。
また、レアルはロナウドがゴール前まで戻って懸命に守備をしたり、玉際の攻防も積極的にチャレンジしてたので見応えがあった。
バルサ1点目のシーンは終盤で運動量が少し落ちたところでメッシを前に向かせてしまったところで決まってしまったように思えた。
レアルの場合、ラスとシャビ・アロンソの2枚のピボーテの負担が大きいので、後半にこういうミスが出てしまうのは仕方ない。
2点目のアウベスのゴラッソはもう運が良かったとしか言えない。あれはとれないすばらしいゴラッソ。
後半にレアルはベンゼマ、グラネロ、カジェホンを入れてフレッシュな選手を入れるも、バルサはチアゴ、マスチェラーノを入れ、3-4-3に変更。これも最近よくあるけど、この戦術柔軟性はすばらしい。
結局、ロナウド、ベンゼマのゴールで2-2に追いつくが、終盤にセルヒオ・ラモスに2枚目のイエローが出てしまい、勝負は決した。
1枚目が抗議によるものだったように記憶しているのでそれが悔やまれる。
レフェリーも質の高い試合をなるべく流していたのが、とてもよかったが、そこでヒートアップしてしまい、結果カードでコントロールするしかない状況に陥ってしまう。これは永遠の課題だろうなぁ。どこでコントロールするかは難しい課題。
しかし、このレフェリーは質が高かった気がする。
結局引き分けでトータル4-3でバルセロナが進んだ。
とても面白かった。
オープンな試合の攻防はバルセロナの方が場数が多い気がするので、その差かななんて思ったりもしたが、
結局は勝負の運だ。
最後に改めて思ったのは、スペインのTV局の質の高さ。
きわどいシーンはすかさず編集し、ボールがラインを割った瞬間にVTR検証を複数シーン入れてくるところはさすがだと感じる。
まあ、そのためリスタートに対応できないケースもあるが‥
とにかく、非常に質の高い90分で興奮したんで、久々にエントリにしてみた次第。
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