2011年6月28日火曜日

コンピューターが仕事を奪うを読了した!

コンピュータが仕事を奪う

タイトルからして、PCを駆使する我々のような人間には必須のものと感じ、読了した。

趣旨は大きく異なるが、ホワイトカラーの仕事が外部要因によってなくなるというのは「フラット化する世界」で経験しているが、本書も同様にホワイトカラーの仕事が消えていくことを提言している。

フリードマンは世界がインターネットによって情報コストが格段に安くなることで世界の仕事の同質性を説いた。

本書で著書の新井さんは、「ムーアの法則」で格段に進化したPCハードウェアにより、処理能力が向上したことで、従来のホワイトカラーの仕事が消えていく提言をされている。
効率化というと、最近ではあまり好ましく思われないが、これは確実に浸透していくだろう。

機械学習、パターン認識などの帰納的アプローチはもはや人間の出る幕はない。(ちょっと言いすぎ?)
しかし、そもそもの用件定義などの方向性を定義付けることなどはできないことなので、人間のバリューはそちらで発揮すべきだろう。
良書なので、☆4つ

以下、目次
はじめに―消えていく人間の仕事
第1章 コンピュータに仕事をさせるには
第2章 人間に追いつくコンピュータ
第3章 数学が文明を築いた
第4章 数学で読み解く未来
第5章 私たちは何を学ぶべきか
おわりに―計算とともに生きる

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