本日開催されたJMRX勉強会「製品開発とイノベーション:成功するための3つのポイント」に参加してきた。
JMRX勉強会【製品開発とイノベーション】
講師はNeil Gains博士。Tapestry Works代表 という肩書きだ。
英語のリスニング力には大いに疑問な自分だが、チャレンジしに行った。
会場は最近、すごい社食をオープンしたGMOさん@セルリアンタワー。セルリアン自体、意外にも初だったので、ワクワクして行った。
資料は今回はどうなるかはわからないが、事前の記事なども上がっているので、
みんなのMR.comさんには要注目です!
今回は、英語だったこともあり、内容のサマリーではなく、いくつかの内容ピックアップとそれについての感想にとどめておきます。すみません。
まず最初に感じたことは、プレゼンテーションが外国人の方っぽい印象でした。
(ビジュアルに富んだ資料)
今日の話のアジェンダは主に下記3つ。
・innovation
・brain science
・marketing research
日本ではエスノグラフィーより(?)の話だったからか、定量アナリストには耳障りはよくないですよとは博士の言葉。
MRのABC(andD)
A→Affect(感情) Emotionalな部分を理解するとのこと。"インサイト"みたいなもの?
B→Behavior(行動) まあ、言わずもがなですね
C→Context(外的要因)文脈とかでも訳されますが、これも最近は広く知られてます
そしてD→Data 行き着く先はやはりここかなと。。
脳でいうと大脳皮質がDataであるみたいな話。
新皮質とか古いところとか、ちょっと門外漢なので、あまりわかりません。
脳科学的な調査からの結果で、この辺も研究は進んでいるようです。
そして、Universal Emotion。
つまり感情は世界共通ですねということ。特に言外のコミュニケーションで95%は行なわれているとのこと。Facial Codingということは今後のリサーチにおいても重要ですとのこと。
言葉だけのリサーチはもう終わったとの辛らつな発言もありましたねー。
脳は全てを考えてやっているわけではない。
(Ex.ルーティーン作業。トップアスリートの動作など)
95%は無意識化で起こっている!?
Nudgesというシグナル方式の事例の話はとても興味深かった。
オービス的なシグナルがニコちゃんマークのようなシグナルで表される。
3段階であるが、パッと見てわかるものとなっている。
そしてsynesthesia(共感覚)の話。
謎の記号キキとブバの事例も面白かったですね。
シナージアというと?でしたが、シナジーという言葉で捉えるとわかりやすいですね。
そして、極めつけはビデオの事例
(白の服のチームのパスが何回か?数えてください)
と、明示されたビデオにおかしなものが映りこんだのに、多くの人が気づかない。
(今回はゴリラでしたがw)
これは日本では心理学の「スコトーマ」で引用されることが多いですね。
いわゆる盲点というやつです。
WebのUIなどについて、けっこう引き合いに出されるので、個人的には馴染み深いです。
(あ、ゴリラ見えてましたよ私w)
知覚とはトップダウン処理ですね!ということです。
最後にVOCALというものが示されました。
V→Visual
O→Observational
C→Contextual
A→Analytical
L→Layered
これは次世代MR手法のやつですかね?
ちょっと聞きもれてしまったようです。
そんなこんなで、とても面白い内容でした。
いつもながらにこの勉強会を開催いただいている牛堂さん、岸川さんにはお礼を言いたいですね。
どうもありがとうございました!
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