2011年1月14日金曜日

名もなき挑戦 -世界最高峰にたどり着けた理由- パク・チソン自伝 を読了!!

名もなき挑戦 -世界最高峰にたどり着けた理由- パク・チソン自伝 (ShoPro Books)
名もなき挑戦 -世界最高峰にたどり着けた理由- パク・チソン自伝 (ShoPro Books)


アジアから世界へ羽ばたいたパク・チソンの自伝。

彼のキャリアのスタートから現在のマンチェスターユナイテッドや韓国代表キャプテンにたどり着くまでの軌跡が記されている。

いくつか、抜粋しよう。



「パク・チソンはプロフェッショナルの典型のような男だ。
(中略)彼のような選手と戦うことは、すべての監督の夢だろう」
(アレックス・ファーガソン)

導入部分。

「いつでもピッチに立てるよう常に最大限の準備を続けてきたが、
チャンスは簡単には訪れなかった。
長い間待ち、ついに機会はやってきたが、
ピッチでは誰も優しいわけではなかった。
それでも信じた。
自分を完全に捨て、相手ゴールに向かって疾走する瞬間、
気がついた。世界は自分のために開かれるということを。
今、夢に向かって走っているあなたにこの本を贈ります。」

概要は下記のとおり。

まったく注目されず無名だったアジア人が、どのようにして世界的名門マンチェスターユナイテッドで活躍するに至ったのか。 身体的、環境的に不利な条件下にありながら、強豪ひしめく実力の世界でチャンスを掴みとり、夢を実現するため、パク・チソンがたどり着いた方法は「自分を捨てる」ということだった。 サッカー界はもちろん、夢の実現を切望するすべての人々に通じる、人生のチャンスを掴むための極意を、パク・チソン自身のマンチェスターUでのエピソードを軸にまとめあげた1冊。
※自分を捨てる …夢の実現へと向かっている途中で壁にぶちあたったとき、一度、過去の自分の固定観念を捨ててしまうことで、自分の中に新たな要素を吸収できるスペースが生まれ、チャンスが開けてくる。

他にも文化の違いや日本での生活などにも触れる箇所。マンチェスターの同僚たちの記述など、とても素晴らしい内容だった。
超おススメしたい一冊である。モチベーションは間違いなくあがる。
☆5つ。

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