2010年3月11日木曜日

「レアル・マドリー、またもベスト16で散る」ことからの考察

欧州CLベスト16の決戦。昨日は「ミランVSユナイテッド」、「レアル・マドリーVSリヨン」。
結果は、下記のスポナビさんに譲る。


マンU、リヨンが8強=レアルは敗退-サッカー欧州CL



さて、またしてもベスト16の壁に阻まれたレアル・マドリー。
しかも相手は、ここ数年の因縁リヨン。

だが、リヨンは国内で首位をボルドーに明け渡すだけでなく、昇格組のモンペリエにも2位を奪われ、3位に甘んじている。
まあ、核の選手が抜けた世代交代期をクロード・ピュエルがうまくやっているという印象だ。

一方のレアル・マドリーは先週末のセビージャ戦では、サンチャゴ・ベルナベウで2点のビハインドを背負いながらの逆転勝利、さらにバルサからの首位奪取と好調な形だった。

また、今回もサンチャゴ・ベルナベウだったでの、いい形で前半は入れたようだが。

前半、攻勢も決めきれず

これに尽きるようです。まあ、勝負の世界は常日頃の結果ですけど、これまでのストーリーを考えるとどうしても因縁めいたものを感じざるをえない。

後半、リヨンはピュエルが動いて、トゥララン(いい選手だよなー)をセンターバックに。
リサンドロ・ロペスを残したカウンターから、バランス・リズムを変えたようだ。

まあ、試合の内容は実際見ていないので、これ以上はサッカーサイトなどに任せるが、

レアル・マドリーのここ最近の戦いから推察するに、「オープンに打ち合う」チーム、「引いて守る」チームには強いけど、「試合中にリズムを変える」チームには脆いかなぁと思う。

なので、スペイン国内では強いけど、CLだといまひとつパッとしない。

ぺジェグリーニは強烈な個性をうまく統率しているが、まだそこまでだ。
戦術的な柔軟性が取れていない。

マケレレみたいな役割をラスに期待したけど、どうにも役不足な気がする。
実際、ピボーテの底にはシャビ・アロンソがいるし。

このMFがいるだけで、ぺジェグリーニの取り得る選択肢はかなり充実すると思うんだけどな。
ママドゥ・ディアラは不合格なのか…

この辺の改善を期待したい。

追記>
やっぱりこうなっちゃうか… 出所:マルカ


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