2010年3月18日木曜日

サッカー日本代表システム進化論を読了

サッカー日本代表システム進化論 (学研新書)
サッカー日本代表システム進化論 (学研新書)

【所感】
西部さんの著書。

W杯イヤーらしい、歴代の日本代表のシステム変遷をそれらの時代の関係者へのインタビューにて迫った一冊。

個人的なサッカーへの注目は2002年だったので、その前も色々と戦術的な決まりごとやシステムもあったことに新鮮味を覚えた。

一通りさらっと歴史を触れた後、最後に提言部分がある。

非常に示唆に富んだ提言であると思うし、今の代表の構造的欠陥?のような本質を言い当てたような気もする。

ぜひ本書を手にとって見て欲しい。

もうW杯までそれほど日はないのだ。

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レビューには記載しなかったのだが、西部氏の提言は下記だ。

オシムさんは「日本のサッカーを日本化したい」として、方向性を見出した。

岡田さんは、「さらに日本化したサッカーを先鋭化させている」

アーリークロスや小柄のFWなどから推察される。

そこから、さらに一歩。
「日本化したサッカーの限界を突き破らなければ、W杯の成功はない」
ということ。他国の例もそうであるし、日々進歩している。

うーん。非常に興味深い。

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