最近“ビッグデータ”というキーワードがもてはやされている。そうした業界で細々と活動をしているので、
せっかくだから、このムーブメントを調査してみた。(といっても大したことはしていない。)
ちょうど、Googleのツールが話題になっていたので、それを使おうというのがきっかけ。
think insights ←これ
まあ、目的としては2つほど。
1.ビッグデータって他の地域とかでも流行っているのか?
2.そもそもいつ頃から流行ってるわけ?
というわけで、Google Insightを使って調査をしてみました。
調査クエリ:”data science” “big data” “data mining”
まあ、言わずと知れたクエリ達という感じですよね。まずは検索ボリュームの多い地域調査。
うーん。インド圧倒的!さすが数学大国インドですね。人口の多さという尺度を考慮しても圧倒的にDataを扱う人間が多いということが伺い知れます。日本がんばろうよ!英語表記というハンデもあるけども。その他、アフリカ勢でなぜかケニアとか強いのはなんでなんでしょうね?
じゃあ、時系列的にはどうなの?ってところですけど…
黄色:data mining 青:data science 赤:big data
少しわかりづらいですが、2011年.4月辺りにbig dataがdata scienceを抜いています。data mining は過去よりクエリ数が落ち着いているというのは、他のワードにも分散されたということが考えられるのではないでしょうか。
関連クエリもこんな感じです。
まあ、予想どおりってとこですかね。Hadoopですね。その後は分析という単語。
これで日本だけではなく、世界的にもデータ量が増大していて、ニーズがありそうなことがわかりました。
では、日本国内に転じて、いつから流行っているのか、見てみましょう。
クエリは先ほどと同様でカタカナ表記です。
ビッグデータの上がり方が素晴らしきかなという印象ですね。
こちらも2011年5月頃から急激に上昇しています。
きっかけとして考えられそうなニュースはこれ。
「ビッグデータ」はビッグチャンス
本当はもう1つ前のものもあるのですが、リンク元がないので、却下。
以降、様々なメディアで関連情報が伝えられており、今のようなバズワードになったんですね。
これをただのバズワードで終わりとせず、データの基盤への理解やデータ分析者の評価など経営層に理解してもらえるよう、我々は活動していかなければいけないでしょうね。
■おまけ
日本で検索ボリュームが多い地域は“東京”“神奈川”の2地域のみでした。
がんばれ他の地域!
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